変態紳士の国 〜 イギリス旅行 2 〜
-線路のその先- Day2
こんにちは。ヨーロッパの人は日本人より身長高いのにロンドンの地下鉄は日本の地下鉄より小さいのが解せないesteykunです。
前回はイギリスの食事を「堪能」しました。まあでもこれはロンドンオンリーのことかもしれません。
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そこで今回はロンドンから足を伸ばして(暇すぎたため)北東の街ヨークに行くことにしました。
ヨークは国立鉄道博物館や中世の城壁などイギリスのまた新たな面を味わえる場所。ロゼッタストーンより鉄道が見たい自分にとっては最高の場所です。(本当は大英博物館を見て回るほどの時間がなかったのです)
というわけで、キングス・クロス駅からスタートです。(某ホグワーツいきではありませんが)ヨークなどイギリス北東方面までの行き方は下にまとめてます。
さて、電車のドアの前に来ると、
…あれ、開かない、、
ん?これか?
なんと手で開けるものでした。なんということでしょう。先進国の鉄道でこんな家のドアみたいに開ける本がかつてあったでしょうか。
しかもこの電車、降りるときは窓から手を出して外側のレバーを引いて開けます。乗客に箱乗りを強要させるという変態面満載の鉄道です。
ヨークまでは電車で2時間ほど。途中ドンカスターに停車し、ずっとレディーガガ歌ってるおっさんが乗車してきてうるさかったですがヨークに無事着きました。
人口20万人ほどの中規模程度の街ですが、ロンドンのような喧騒感はなく、とてものどか。いい感じです。友達が「イギリスは北に行くほど人が優しい」と言っていましたがそうなのでしょうか。
とりあえずまずは当初の目的の博物館に向かいます。一つ一つ鉄道の解説をしていると購読者いなくなっちゃうのでピックアップして説明するのでご安心あれ。
こんな感じです。広い。しかもいろんな国籍の人が。やはり鉄道好きに国境はありませんね。
人によっては写真の中に見慣れた車両を見つけた人もいるのではないでしょうか。
はい、左端にちょこんといます。
0系新幹線。日本初の高速鉄道です。なんと一両だけ海を渡ってこのイギリスの地に来ていたんですね。中は休憩室になっています。
こういう異国の地で日本のものに出会うとなんとも言えない気分になりますよね。
こちらは車両を提供してくれた会社などのロゴ一覧。イギリスよりどっちかっていうとアメリカっぽいデザインですね。
手前側にはJR東海の文字が。さっきの新幹線はJRが提供したんですね。レストランもこの中にあるのですが遠慮しときました。なぜなら販売してるのがフィッシュアンドチップスだから。
あ、でもですね、人が優しいのは本当かもしれません。駅で写真撮るために電車の周りうろうろしてたら(不審者ですねハイ)掃除のおばちゃんが「何か無くしたの?」って聞いて来てくれました。そんなこと今まで聞かれたことありません。
ヨークの町を歩いてる時もキョロキョロしながら歩いてたら、「なにか困ってる?」って地元の人が声をかけてくれました。なかなかそういう経験したことなかったので本当に感動しました。(実は単に目的なく散歩してただけなのでごめんなさい)
ヨークはのどかでいい町でした。もしイギリスに来ることがあったらぜひ。
ロンドンに戻る前に駅のパブに。
うん、ビールがぬるいですね。こっちの人は昼からビール飲みまくります。羨ましいですね。
さて、ロンドンに戻ります。明日は飛行機まで時間があるのでロンドン市内最後の観光です。では、また。
…あ、電車30分遅れ…。(結構通常)
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↓ 北欧、ドイツの旅行記もあります。