ウィーン国際空港から市内へのオススメの交通手段はこれ!
こんにちは。PCのファンがそろそろ限界を迎えてディーゼルみたいな音を出しているesteykunです。
これからゴールデンウィークで旅行に行く人もいるでしょうし、今回はウィーン国際空港(Flughafen Wien)からウィーン市内へ行くための方法を紹介します。
主な交通手段は4つあります。では、説明していきましょう。
Sバーン
Sバーンというのはオーストリア国鉄(OBB)が運営する近郊列車のこと。系統番号があり、空港に来るのはS7です。系統番号によって山手線とか京浜東北線とか名前を見れば一目で違う電車とわかる様にするのではなく、数字を使ってS1とかS2とか分けてるんですね。
空港発着のS7はウィーン・ミッテ駅(Wien Mitte)に止まります。この駅は地下鉄3号線(U3)が接続しており、これに乗ればシュテファン大聖堂やウィーン中心部の最寄駅(Stephansplatz)に行くことができます。
運賃は3.9ユーロでウィーン・ミッテ駅まで所要時間は約25分です。実はこれが一番オススメ。
また、S7の空港発の始発は4:41-翌0:18まで、ミッテ駅発は4:19-23:49のほぼ30分間隔で運行しています。ただ、土日祝日は一部減便します。
特急レイルジェット
オーストリア国鉄自慢の特急レイルジェット(Railjet)は時速250kmで走る最速機関車…ですが、これを主に使うのは主に長距離で移動する場合。
普通にウィーン市内に行くならS7で行きましょう。レイルジェットは日本の新幹線と同じで少し高めの運賃がされています。
しかし、ウィーンを経由せず違う都市に行くなら強い味方。これは別の記事で紹介しましょう。
とにかく、ウィーン市内に行くならレイルジェットに乗るん必要はありません。(品川〜東京新幹線移動みたいなもんです)
CAT
猫。空港駅の3番線(緑色のホーム)から発着している空港駅とウィーン・ミッテ駅(Wien Mitte)をノンストップで往復する私鉄。車内はWi-Fiが完備され、所要時間は16分。
最速達で移動できるのが魅力ですが、その分お値段は高めに設定されています。緑色の車体が目印で、赤色の国鉄(OBB)の券売機からは購入できないのでご注意を。空港のホームからエスカレーターで上がったところに緑色の券売機があります。ウィーン・ミッテ駅(Wien Mitte)内部には、CAT専用のチケットカウンターがあります。
また、オンラインで予約すると大人片道10ユーロ。
https://www.cityairporttrain.com/de/home
料金:
大人片道 12ユーロ(30日間有効)
大人往復 21ユーロ(30日間有効)
〜14歳までの子供 無料
4人片道 42ユーロ
この他にも、ウィーン市内の公共交通とのコンビネーション切符があります。(大人1人14.40ユーロ)
また、CATの空港発の始発は6:09-23:39まで、ミッテ駅発は5:36-23:06の毎時6、36分に運行しています。ただ、土日祝日は一部減便します。
リムジンバス
空港の到着フロアを出た乗り場からウィーン・エアポートライン(Wien AirportLines)が運行しています。中心部に近いモルツィンプラッツ、シュベーデンプラッツ行きや、ウィーン西駅を経由し、市庁舎に行くルートもあります。
片道8ユーロで往復13ユーロです。自動券売機または、直接運転手から購入します。所要時間は約20分です。
タクシー
市内までの料金は通常40ユーロほどですが、料金の10%ほどのチップを渡す必要があります。所要時間は約30分で、あまりコスパはよくありません。
まとめ
さて、いかがだったでしょう。結論から言うと、一番コスパがいいのは所要時間25分で料金が3.9ユーロのS7です。
国鉄の切符は駅の赤い色の券売機で目的地の駅を入力して購入します。また、クレジットカード(VISA、Master)も使えるので安心です。
目的地のウィーン・ミッテ駅(Wien Mitte)からは地下鉄などで主要観光地に移動できます。快適なウィーン旅行を楽しんでくださいね!